2010雨読おさめ

photo & text by R
[:W500]


さあ2010年の雨読も今日でおしまい。
場所は、いつものcafe Uluru。
RとTは、いつもこの場所で、意見を交わしています。
おいしいコーヒーと、和やかに過ぎていく時間。
いつも優しいインスピレーションを与えてくれます。



Uluruから見える小名浜の海は美しい。
2010年最後の夕陽は、もしかすると2010年で一番美しかったかもしれない。
ここから海を見、街を眺め、
海と空と大地と人が絡み合う小名浜の未来像をいつもイメージしています。



私たちがつくろうとしているUDOKとは、
場所であり、ライフスタイルでもあります。


場所としてのUDOKは、表現や交流の拠点としての「雨読」の場。
昼間の仕事(晴耕)を終えて集まる、“大人の部室” のような場所であり、
地域の高校生や大学生に、大人たちの知識や経験を伝える場でもあり、
クリエイティブにものを創り、地域の皆さんに披露する場でもあります。


また、港エリアと市街地を結ぶ中継地点でもあり、
海と街で培われてきた小名浜の文化やライフスタイルを伝える情報基地でもあります。
まあ何より、私たちの憩いの場、というのが最高に大事なのですが(汗)



ライフスタイルとしてのUDOKとは、
まさに昼間の仕事(晴耕)に対する雨読。


好きなことをやって稼げればそれにこしたことはありませんが、
地方では、昼間の仕事を続けながらだって、
空いた時間を見つけてさまざまな活動ができるはずです。


生活資金を稼ぐための「晴耕」があったうえで、
本業ではなかなか表現できないクリエイティブな感性を「雨読」によって培い、
また「雨読」によって表現していく。
それが、私たちの考える「晴耕雨読スタイル」。


その晴耕雨読スタイルのフレームの中に、
NATURE、ORGANIC、CREATIVE、PEOPLE
そんなキーワードから連想されるさまざまなものごとををからませ、
人の手を介してほぐしていきます。


2010年に生まれたUDOKという卵は、2011年にどのような姿を見せてくれるのか。
その卵を孵化させるのは私たちの仕事ですが、
2010年最後の、こんなにも美しい夕陽を見たら、
何の根拠もなく、「きっと楽しいことができる」とハッキリ思えました。


うん。きっと、2011年もいい年になるに違いない。
みなさんにとっても、いい2011年になりますように。



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